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お香立てレビュー(四代目)

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さて今回は、初代のレビューで「俺のお香立ては四代目まであるぞ!」と言っていた、その四代目お香立てのレビューです。

三代目の縦置きで失敗した私は、インドのスティック香専用のお香立てを探し始めました。最初からそうしろよ、という話はごもっとも。でも、実はそういう専用お香立てがあるのは知っていたんですよ。ただ、それらはだいたい木製なんですよね。

こういうのとか、


こういうのとか。


でも木製だと、本当の意味で炎上しそうで怖かったり、箱型は灰が捨て辛そうだったり、煙を出す穴の形が雑っぽかったり、平面型はちょっとした風で灰が飛び散りそうだったりで避けていたんです。それに、商品説明には必ずと言っていいほど『インドの職人が手作業で作っているから、写真通りじゃなくても文句言わないでね』的な文言が書かれていることも不安を煽り立てるし。

しかしもう私は覚悟を決めたのだ。

インドスティック香がちゃんと焚けるお香立てを買うんだ。

木製でもいい。作りが雑でもいい。なるべく灰が捨てやすそうで、なるべく灰がこぼれなさそうな物を選び抜いて買うんだ。

目を皿のようにして楽天市場(このときも楽天セール中だった)と向き合い、選びに選び抜いた物がこれです。


タイの木製トライバル柄彫りお香たて」です。

決め手はデザイン。トライバル柄がカッコイイ。あと、内部構造がシンプルで灰が捨てやすそうだから。長さも28cm、問題なし。

しかし商品説明欄にはご多分に漏れず不安を煽る文言が存在します。

ニスの塗りムラがありややまだらになっている場合がございます。タイのハンドメイドですのでご了承の上お買い求めくださいませ。
お香を差し込む穴は真っすぐではなく上下左右寄りますのでお手数ですがお香の手元を曲げてご使用くださいませ。
手作り製品のため同じ商品でも若干の違い、小さなキズ、欠けがある場合がございます。

https://item.rakuten.co.jp/happyhour/10006928/?s-id=ph_pc_itemname

ええい、ままよ!ポチっと。

不安を抱えつつ待つこと数日。届いたのがこちらになります。

おお!ええやんけ!ほぼ商品写真通り。もっと雑な彫りを想定していました。

蓋を開くとこんな感じ。

ふむふむ。確かに色ムラはあるけど、ハードルが下がりに下がっていたので、全然気にならない。

右側の棒のように見えるところは仕切り板になっていて、ここでスティックの持ち手部分を支えるわけですね。

仕切り板の右には、持ち手を挿す穴が開いています。

うむ、良きかな良きかな。

ではさっそく、お香を挿してみようかな。

あれ・・・?

持ち手部分を仕切り板に乗せたら、お香の先端が底に接触しちゃう。先端が付かないようにするには、上の写真のようにお香の太くなっているところまで仕切り板に乗せないとダメです(写真ではわかりにくいですが、底にはギリギリ接触していません)。

インドHEM社のお香は持ち手の太さにバラつきがあり、このスティックはかなり太めの方です。細いヤツだと相当深くまで挿さないと底に接触しちゃいそう。これ、大丈夫か・・・?いくらハードルを下げたからって、仕切り板まで下げなくていいんだよ・・・?

まあこのスティックだったら行けそうなので、とりあえず焚いてみましょう。

うん、大丈夫そう。

蓋を閉じるとこんな感じ。

彫りの隙間から立ち上る煙が良いですね!

・・・しかしこの後、持ち手の細いスティックで試したら、案の定ダメでした。

持ち手が細いとしなり・・・も大きいので、どういう方向で挿してもスティックの先端が底に接触してしまいます・・・。

ということで次回、改造編です!!!

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