今回は二代目お香立てのレビューです。初代は小さすぎて、インドHEM社の長いスティック香には向かなかったので、次のお香立てを購入しました。それがこちら。
デカァァァァァいッ説明不要!!
スティック香を横に寝かせて焚くタイプです。安定感もあり地震が来ても倒れない、陶器製なので燃える心配もなく、蓋付きなのでさらに安全。蓋を取ると、中には不燃性のシートが入っています。
二代目は結構使ったので、汚くてすみません・・・。ティッシュで拭いても灰がこびりついて取れませんでした。
なお、不燃シートは取り外し可能で、シートだけでも売っているみたいです。シートの裏側はアルミホイルみたいな感じになっています。
シートを取り外した状態がこちら。
でも・・・これだけデカくても、インドスティック香は入らなかったんです。
インド香は25cm、二代目は24cm。1cm足りない・・・・。
だからあれほど、ちゃんと測って買えといったのに・・・。まるで成長していない。
仕方が無いので、持ち手部分を数cmハサミで切って焚きました。
ヨシッ、問題なしっ。
・・・と思っていたんですが。
途中で火が消えちゃうことがあるんですよ。燃えきるヤツは燃えきるけど、消えるヤツぁすぐ消える。そういうものだ。
いやいや、そういうものじゃ困るんだよなぁ。
お香の質とか、芯の竹の質とかの問題だと思うんですが、ライターで火をつけて赤くなったところは燃えるんですが、その先が全く燃えないヤツがいるんですよ。火をつけては消え、火をつけては消え、無限ループです。ぐぬぬ。
火の付いた部分が底に接触していなければ、どのお香でも燃えきるんだけどなあ。う~む。
何とか消えないようにするために考えた、涙ぐましい努力の結果がこちらになります。
ワインのコルク栓をカッターで短く切って、両端を切り落として紙やすりで平らにしたものです。中心部に竹串で穴を作って、スティック香が差し込めるようになっています。これを下のようにセットします。
この状態でスティック香を挿すと、お香の重みで先端が底に接触してしまうんですが、画像をよく見てください。コルクの高さと二代目の高さがピッタリ合っていますよね。つまり、蓋を閉めると、蓋の重みでコルクの角度が上がって、お香の先端が少し浮くんです。これで、どのお香も火が消えず、ちゃんと燃えきるようになりました。
さらにお香が底に接触しないので、不燃シートも不要。灰の掃除が格段に楽になりました。
ハイ、完璧ィ!!
・・・と思いきや、まだ問題が。
HEM社のスティック香、結構曲がるんです。芯の竹が細いヤツは、どの方向で挿しても、しなって先端が底についてしまう。二代目は高さがあまりなく、底から天井まで実質2cmくらい。穴に角度をつけて上むきにすると今度は先端が蓋に接触して火が消えてしまいます。
さらに芯の竹がやたら太いヤツもいて、そういうのはコルクの穴に挿しこむのに一苦労です。
持ち手をいちいちハサミで切らなきゃいけないのも面倒くさいし。
はあ・・・。やっぱり横置きは難しいのかなあ。
そうして私は三代目、縦置きの大きめお香立てを探す決意を固めたのでした。