うまく行きそうに見えた四代目お香立てでしたが、スティックの芯(竹)が細い場合はしなりが大きく、先端が底に接触してしまう!というのが前回までの話でした。
側面のお香の持ち手を挿す穴の位置は良いのですが、それを支える仕切り板が低いのが問題なんですよ、結局。そこで今回は、ワインのコルク栓と、二代目お香立てに付属してきた耐熱フェルトシートを使って、その問題を解決していきます。
結果から言うと次のような改造を施しました。
画像を見た方が早いですね。こんな感じです。
コルク栓の使い方ですが、丸い方を下にして水平になるように置きます。コルク栓は角度を付けて切っているので、水平に置くと上の方が低く、下の方が高くなります。
しなりが大きいスティックの場合は、コルク栓を穴から見て右側の面にぴったりくっつけます。こうすると仕切り版より高い位置で持ち手が支えられることになり、スティックの先端が底につかなくなります。
それでも底についてしまう場合は、コルク栓をちょっと回転させるとさらに支えを高くできます。この回転をキープするために滑り止めのフェルトシートが必要なんですね。コルク栓の部分まで火は来ないので、滑り止めは耐熱フェルトシートじゃなくても、何でも良いと思います。
次は逆にしなりが小さいスティックの場合。このときはコルク栓を左側の面にぴったり付けます。こうすると支えが低くなるわけですね。
しなり具合を見て、左右の中間あたりで支えることもできます。
これで、コルク栓一つであらゆるタイプのしなりに対応できるようになりました。賢スギィ!!