改造を施し、完璧になったように見えた四代目お香立てですが、不満点が無いわけではなく。
木製という時点で予想はしていたんですが、まあ灰がこびりつきます。
スティック香を2本焚いた後はこんな感じ。
焚き終わったら、四代目を傾けて指でトントン叩いて灰を左側に寄るわけですが、点々と灰が残ってしまいます。
一応これはハケのようなもので掃除すれば、ある程度キレイになりますが。
灰の掃除には、私が小学校時代に使っていた絵筆を再利用しています。
ティッシュで拭くと引っかかるのも、木製の宿命ですね。彫りのとんがった部分にも相当引っかかるので、ヤニ掃除はティッシュでは無理だと考えるべきかな。
二代目は陶器製だったので、こういう問題が無かったんですよ・・・
どこかの誰か、陶器製でインドのスティック香対応の物を作ってくれないかなぁ・・・
天然石で作られたヤツは見つけたんですけどね。
ただこれ、支えが弱そうなんだよなあ。側面に持ち手を挿す穴が開いているならこの支えで問題ないと思うのですが、商品写真を見る限り無さそうだし。あと柄が派手派手しいのと、煙を放出する穴の位置が揃っていないのが好みじゃなくて却下したんです。
・・・
最後の不満点は、蓋の強度。四代目の蓋には蝶番が付いていなくて、両端に軸があるだけなんですよ。ちょっと力を加えたらバキッと行きそう。まあ、蓋はパカッと開く形じゃなくても乗せておけばいいから、それほどの問題では無いか。