「セミ襲来」のところでもちょっと書いていますが、喫煙者です私。しかも、ここ最近始めたんですよ。こんなに喫煙者に対する締め付けが厳しくなっている中、40代でタバコを始めるという愚行を。
まあ理由は別の記事で書くとして、ちょっとビックリしたのが、タール・ニコチン量と価格は比例しないんですね。普通盛りと大盛りの値段が同じな定食屋みたいに。
タバコを始めるにあたって、銘柄はキャメル・クラフトを選びました。
タバコを吸う動機なんてニコチンを摂取したいからだし、タバコの値段も年々上がっているし、どうせなら安くてニコチン量の多いものが一番コスパが良いだろうということで、フィリップモリスとキャメル・クラフト(どちらも20本入り430円)が候補に挙がりましたが、キャメル・クラフトの方がわずかにニコチン量が多かったのと、ラーメンズさんが好きなので(ラーメンズの「マーチンとプーチン」というコント?にキャメルが出てくる)。
早速、タバコを買いにコンビニへ。タール量は当然最強の14mg。値段が変わらないなら大盛りを頼む派なんです。ライターは、お香に火を付ける用のものがあるから問題なし。灰皿は無いけど、まあ今のところ用途が無い初代お香皿でええやろ。
部屋の中で吸うとニオイが付きそうだし、パソコンの寿命にも影響しそうなのでベランダへ。
タバコの封を切り、苦労して1本引き抜く。
クンクン、ふむ。
タバコの匂いって割と嫌いじゃないんですよね。麻雀を打つとき周りの人がスパスパしてても気にならないし。
タバコを口にくわえて、ライターで火を付け、一吸い。
ぐぉぉええええええええええええええええええええええええォォォォォッ!!!
肺に入れる前に、口内の煙を全部吐き出す。エグみ、渋み、苦み、辛みが全部合わさったような味の煙だ。ウソだろ、みんなこんなのを旨そうに吸っていたのか!
いやいや、初心者が一気に吸いすぎたのかもしれん。ビクビクしながらちょいっっと吸ってみる。
ウッ、同じ味。ちょっとだけ肺に入れてみようと、煙が気管を通った瞬間。
ぐぉぉえええッホ!!!ぐぇッゥッホ!!!ゲッホ、ゲッホゲホ!
いや、無理だわコレ。もう頭がクラクラするし目が回るし。
しばらく、立ち上る煙を見つめる。
どうしよう、これがあと19本あるんだぞ・・・
もう一度だけ同じように吸って、同じように咳き込んだ後、まだ半分以上残った煙草を皿に押し付けました。
静かに部屋へ戻り、キャメル・クラフト14mgをビニールパックにしまう。
いつか、これが吸えるようになる日が来ることを信じて・・・
まあ、その日は割とすぐやってくるわけですが、その話はまた次回。