最近、パソコンを買い換えたんです。古いパソコン君も一度HDDが飛んだだけで、それ以外は元気に働いてくれていたんですがウチに来たのが2016年末、もうそろそろ7歳になるので、パソコン族としては引退しても良い時期かな、と。
それにBTOパソコンショップのサイコムさんで超カッコイイ静音PCが発売されたんですよ。その名も「Silent Master Pro」。
静音の再定義
独自に検証を重ねながら、エアーフローによる冷却と
https://www.sycom.co.jp/custom/model?no=000941
静音のバランスを究極に考え、誕生した空冷システムPC
とのことで、なんとCPUにはヒートシンクのみ。ヒートシンクにファンがついていないんですよ!もちろんケースファンはいくつか付いているんですが、これって凄くないですか?パソコンを自作しない人には、この凄さが伝わらないかなあ・・・。
自分の大学時代、ゲーム制作とかをやるサークルに特異な先輩がいたんですが(特異というのは、3回留年していて、私が3年生になる年に4回目の留年によって退学していって、家が超金持ちで、性格も普通じゃない人という意味)、この先輩の家に招かれる機会があって、そこで数台の自作PCを披露されたのです。そして、その中の一つに「古いノートパソコンのCPUを再利用して、HDDもノート用の2.5inchを使った完全ファンレスのデスクトップPC」というのがあったんですよ。
電源を入れたら完全無音でOSが起動し、性能的にゲームとかは無理らしいですが、ウェブブラウジングとかは普通にサクサクできていて、素直にスゲーと思った記憶があり、「静音PC」というものに憧れがあったんです。
自分も、若くバイタリティにあふれていた頃は自作PCをやっていたことがあって、ちょっと古いPentiumを使いヒートシンクのみのCPUファン無しという構成で組んでみたことがあったんですが、起動後数分で熱暴走しCPUが止まるという結果になって、やっぱり凡人に静音PCは難しいんだなあと思っていたわけです。
そこへきてこのサイコムさんの静音PC。そこそこの性能(古いパソコン君より性能は断然上)でCPUファンレスが可能だなんて、驚愕するしかないです。しかもPCケースがまた良いんだなあ・・・。FractalDesignのDefine7というケースで、前面には電源ランプしかない(5インチベイすらない!)という潔さが最高に渋くてカッコ良いんです。もし今度自作するならケースは絶対Define7を使おうと思っていたので、これは渡りに舟、もう買うしかないでしょう・・・!
というわけで、古いパソコン君とはお別れしてサイコムの静音PC様をお迎えしたわけです。いやー、スゴイ、マジで静かです。よーく聞き耳を立てていると、電源を入れたときにケースファンの回る音が聞こえますが、ほぼ無音で立ち上がります。パソコンで作業している間、音が気になることは一切ありません。モニタが消えていると、PCが立ち上がっているのか判断できないほど。唯一音が響くのは、自分で増設した3.5インチHDDのカリカリ音のみです。
本当、めちゃくちゃ満足です。ケース前面に付いた指紋はきれいにふき取り、ケースの上に少しでもホコリが落ちたら掃除して、毎日愛でています。PC名は「SILENT-BLACK」に設定しました(『静かなる黒』中二病ェ・・・)。
SILENT-BLACK様のお姿がこちらです。
上部パネルのポートを使いたいがために、ミニプラグのヘッドセットと、USB Type-C充電ケーブルも買っちゃいました。USB Type-Aポートは使い切れないので、キャップを購入中・・・。
一応スペック表と、自分で取ったベンチマーク結果を載せておきます。
◆◆◆ Silent-Master PRO Z790/D5 スペック 【2023/7購入】 ◆◆◆
◆◆◆ ベンチマーク結果 ◆◆◆