実はFX(外国為替取引)をちまちま、もう1年半やってます。
まあ、小遣い稼ぎ程度の、全部パァになっても痛くないくらいの証拠金(取引するための原資)で。いや、痛くないわけじゃないけど、なんとか耐えられるくらいの痛みか。
儲けてるのかって?言わせんな恥ずかしい。
いや、本当に恥ずかしい素人丸出しの取引で、一時期儲けてはそれを全部損失するという、FX界隈では「コツコツドカン」(コツコツ儲けて、ドカンと負ける)を繰り返してます。
去年は結局うん十万の損失、今年はちょいプラス、合計するとちょいマイナスで負けてます・・・。
いや、ちょっと前まで合計ちょいプラスまで勝ってたんですよ。具体的に言うと3日前まで。それがおとといドル円で非常に悔しい負け方をして、それで熱くなってしまい、昨日ドッカーンしてしまったわけです。
反省も込めて、その恥ずかしい素人丸出しの負け取引を見ていただきましょう。まずはおととい、7/6の取引から。
ドル円15分足です。縦の緑の線は日付が変わったところですね。1本目の緑縦線が7/6 00:00、2本目が7/7 00:00です(日本時間)。黄色い横線が「買い指値」を入れたところで、赤い丸のところで買ったわけですね。で、ここで素直に上がってくれていれば、紫の横線の「利確ライン」で利確してプラス15万円だったわけです(FX用語で50枚、すなわち50万ドル買ったので)。143.800で50枚買って144.100で売ることになるので、144.100×50万 – 143.800×50万 = 15万円 という計算です。
しかし現実は素直に上がらず、143.700を割り込んでますね・・・。明るい緑の横線が損切りライン(143.69)です。つまりここで諦めて売っちゃったわけです。143.690×50万 – 143.800×50万 = -5万5千円 というわけです。
まあ、予想が外れて負けることはある。あるんですが、その後利確ラインまで上がってんじゃん・・・!損切りしなければ・・・プラス15万・・・・。しかもなんだよ何だよその後の上がり方・・・、もし利確ラインを144.600とかにしておけば、いくら勝ってたんだよ・・・!
という感じで熱くなってしまったんですね。愚かにも。
そして昨日のドッカーンです。
「結局のところ143円台に落ちたらどうせ反発して上がるんだろ」という予想のもと、ある程度上がるまで長期間ポジションを持ち続ける覚悟で、とりあえず144円をちょっと割り込んだところで買いました50枚。
今は日米の金利差があるので、買い50枚を持っているだけで毎日「スワップ」というお金が加算されていくんです。だからずっと50枚持ち続けているだけでいつかはプラスになるんです・・・!
損切りラインは142.500円。「143円まさか割り込まないだろうが、もし割り込んだとしても50枚持ち続けるぞ!」という硬い意志で、ふだんだったらありえないほど深い損切りラインを設定してしまったのです。
そして、ごらんの有様だよ!!!
しかも7/6の反発ラインで20枚ナンピン(負けている状態で追加で買うこと。FX素人が絶対やってはいけない、という行為)をした挙句142.080円まで落ちるとか・・・。
やめてやめて!いくら負けたか計算しないで!!!あああああ!!!
7/6の負けで熱くなってなければ、7/6の反発ラインを割り込んだ143.500円あたりで早めに損切りしていたはずなのにね。後の祭りだね。なんでこんなに愚かなんだろうね。人間って悲しいね。
はあ・・・・
もうFX引退します。
でも142円を前に下げ止まったように見えるんだよなあ・・・
ここで反発すればいくらか負けは取り戻せるんだよなあ・・・
今日7/7は金曜日、週末の土日は為替取引所がお休みなので売り買いできないんです。週をまたぐと、土日に何か経済が大きく動く事件があったとき対応できないので、週末にポジションをまっさらにする(売ったり買ったりしているものを全部決済する)人、多いんだよなあ・・・。今はドル円が大きく下がっているから、売りポジションを持っている人が多いはずで、そういう人たちがポジションを決済したら、ドル円は上がるんだよなあ・・・。売りポジションを持っているとスワップがマイナスになるから、下げ止まったら売りポジションを決済する人も多いはずなんだよなあ・・・。
・・・・・
買うのかっ!買わないのかっ!どっちなんだいっ!!!
買ーーー・・・・
うっ!!!!!